伯樂雑記

政治やルールなどへの考えやぼやきを書きつけるブログです。

コロナ対策への「問い」

指定感染症の指定感染症の指定を延長するらしい。どうしたものであろうか。経済を回しながら病床数を確保するためには5類相当にするか指定感染症そのものから除外すべきではないだろうか。確かに国民の感情は大切である。しかし、国民の感情のために国民の生活を犠牲にすべきではない。国民のために働くためには、時にマスコミからの批判に屈しない必要がある。大衆の「感情」が政治を混沌に陥れたことは歴史上多く存在する。(フランス革命然り、ナチス・ドイツ然り)

政治家の評価を感情のみによって行うことは危険である。その政治家が何を行うかを理性的に判断する必要がある。

「大衆」として何も考えずに同じ方向を向くことは楽である。しかし、(広い意味において)哲学すること、つまりは「問い」を持ち続けることが人間を人間たらしめると私は考える。