伯樂雑記

政治やルールなどへの考えやぼやきを書きつけるブログです。

まだいたのか

未だにQアノン関連の陰謀論が生き残っている。これ以上世論が混乱してしまうことを危惧している。論理的な反論によって根絶出来ないことが恐ろしい。ほとんど無駄だとは思うが、色々な陰謀論に反論していく。

①世界が悪魔崇拝者・小児性愛者・人肉嗜食家によって支配されている。

反論:世界の歴史の中で、宗教は大きな影響力を持ってきたが、サタン崇拝が力を持ったことはなく、悪魔と契約したとされた者は欧州では常に迫害対象であった。また、悪人の全てが小児性愛者でないことは自明である。小児性愛者が増えることは、種の保存の観点から考えてそこまで多くなるとは思えない。最後に、カニバリズムが悪影響を及ぼすことは知られているはずである。(狂牛病など) それを知っていながら人肉食を行っているなら、組織にマイナス面が多すぎる。

フリーメイソン、ロックフェラー家、ロスチャイルド家ローマ教皇、イギリス王室などが関わっている

反論:フリーメイソンとして政治の話をすることはご法度とされる。どうやって世界を支配する計画を立てるというのだろう。ロックフェラー家、ロスチャイルド家に関しては、歴代当主の実績でも調べれば色々な情報が出てくることは分かるはずであり、影の支配者であるならば、経歴を隠すことが下手すぎる。イギリス王室に関しても、立憲君主制の元に現在成り立っている。イギリスの議会制民主主義は政治に関与しなかったり、無関心だったり、権力を制限されたりした王がいてこそ存在していることをわすれてはならない。

冗長になるので一旦ここで切り上げる